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グルテンフリーとアレルギーの関係について
2024.09.07
グルテンフリーとアレルギーの関係について
目次
① グルテンフリーとは
② アレルギーのメカニズム
③ 小麦を摂取してきた歴史
④ アレルギーの解決策
① グルテンフリーとは
現在日本では3人に1人が何らかのアレルギーを持っているそうですが、アレルギーはなぜ起こるのでしょうか?
アレルギーの原因となる物質(アレルゲン)が体内に入ると異物と見なして攻撃して排除しようと免疫機能が働きます。その結果様々なアレルギー症状が我々の身体に現れます。
私自身は重度の花粉症でした。花粉だけでなくほこりや黄砂などの粒子が全てアレルギー症状を引き起こしました。
中学生の頃に突如何の前触れもなく花粉症と診断され、それ以降はマスクや飲み薬や目薬が欠かせないようになりました。
もしどれかを怠ると、鼻水が止まらず目が痒く高熱が出て体調不良を引き起こしてしまうほどでした。
アレルギーは1度引き起こすと2度と治らないと言われ、アレルギーとは一生付き合っていかなければならないと諦めて子供時代を過ごしてきました。
現在ではアレルギーの根本の原因は腸内環境と食生活にあると言われています。
私は、グルテンフリーを筆頭に様々な食生活の改善を行いました。
グルテンフリーとは小麦に含まれるグルテンというタンパク質を摂取しないようにする生活スタイルです。
それを行うと花粉アレルギーの症状が徐々に緩和され、現在では飲み薬も目薬も必要なくなりました。
みなさんには、アレルギーは食生活の改善で治ってしまうという事実を知ってもらいたいと思っております。
② アレルギーのメカニズム
実は小麦に含まれるグルテンというタンパク質がアレルギーの原因の一つではないかと言われています。
『小麦製品を食べていても何も健康被害出ていない人なんてたくさんいるじゃないか』
と思われるかもしれません。しかし、少なくとも全く害がないというわけではないのです。
グルテンはグリアジンとグルテニンの2種類のタンパク質が水に触れることで合わさってできる粘着性のあるタンパク質です。これが腸の壁に張り付いて炎症を起こすのです。
本来、腸は表面がひだ状になっており出来るだけたくさんの栄養素を取り込めるようになっていますが、何でもかんでも取り込んでいるわけではありません。しかし炎症が続くと腸の壁から余計なものまで取り込んでしまいます。そうなると人の身体が持つ免疫機能が作用し異物を排除しようとしてアレルギー症状が現れます。
そうならないようにグルテンを避けることがアレルギー克服の第一歩になるのではない言われています。
③ 小麦を摂取してきた歴史
海外では昔から小麦文化なのになぜ平気なのかと思うかもしれませんが、現在の小麦は使い勝手がいいように品種改良が進み、古代の小麦とは異なっています。古代の小麦(スペルト小麦)はグルテン量が現在よりもかなり少なかったと言われています。
そのことから海外でもグルテンの摂取のしすぎで、セリアック病であったり、グルテン不耐症、リーキーガットなど様々な病気を引き起こして問題になっており、グルテンフリーなるものが出てきたのです。
まず花粉症を始め、アレルギーを治すためには小麦に含まれるグルテンの摂取を控えることから試してみてください。アレルギーとまではいかないが謎の倦怠感が続いたり、原因不明のお腹のハリなどがある人も一度試してみる価値はあると思います。
腸内の炎症によって何のアレルギーになるかは人によって様々です。私の場合は花粉症をはじめとして、ハウスダストなど、つまり細かな粒子全般がアウトでした。
グルテンの摂取量を減らせば減らすほど効果が得られます。元々の腸内環境にもよりますが完全に避けた生活を1週間以上は続けてみてください。私の場合は抗生物質の過剰投与やストレスなどで腸内環境が壊滅的にひどい状況だったので、効果が現れるまでに何ヶ月もかかりました。
しかし、よく考えてみてください。小麦を摂取するなと簡単に言われても、それを続けることは容易でしょうか。
パン、ピザ、ラーメン、うどん、パスタ、餃子、天ぷら、揚げ物、お菓子などなど例を挙げるとキリがありません。
日常生活でグルテンを摂取しないということは上記の食べ物が食べられないということです。
必然的に和食中心の食生活になりますが、一度洋食や中華の味を知ってしまった私たちにはそれをやめろというのは酷ですね。
④ アレルギーの解決策
そこで解決策の一つになるのが、米粉を使った商品です。
近年では製粉技術の向上により、かなり細かい米粉を作ることができるようになりました。そのことが米粉の商品の増加につながってきました。日本は米文化であるので、自給率ほぼ100%のお米を使わない手はありませんね。
米粉を使った商品はたくさんあるのですが、その中でも気をつけて頂きたいのが、小麦のパンに米粉が少し入っているだけでも米粉パンと表記している場合がよくあります。
実は小麦が全く入っていない米粉パンは非常に珍しく貴重なのです。大手が出している冷凍パンではたまに小麦不使用の米粉パンありますが、何かしらの添加物が入っております。
米粉はご飯と同じで乾燥に弱く、時間が経つとカチカチになってしまうのです。茶碗に入れた白ごはんを一晩中放置してしまうと、翌朝にはカチカチで食べれませんね。それを防ぐために増粘剤などの添加物をよく加えるのです。
KOMEKO88の米粉食パンは100%米粉で完全無添加です。
材料はシンプルで、国産米粉、天然酵母、圧搾米油、天日塩、きび砂糖、ナチュラルウォーターのみです。
完成した食パンを包むラップでさえも増粘付与剤などが添加されていない無添加ラップを使用しております。
お米を美味しく炊くための一つの要素として、水があります。水が美味しくないとお米の味にも影響しますね。
そこで当店では水もこだわりました。世界自然遺産の白神山地の湧水を取り寄せて使用しております。超軟水でとても飲みやすく、今話題のPFAS、硝酸帯窒素、臭素酸などの水質検査も全てクリアした安全なものです。
天然酵母も同じく、人が足を踏み入れてない白神山地で発見された酵母を使用しております。
米油も、通常は溶剤を使用し米ぬかから限界まで油を抽出するのですが、圧搾米油は、物理的な圧力をかけて油を抽出する江戸時代と同じ製法で作られた栄養が豊富で安心な米油となっております。
天日塩は、山口県長門市の奥地にある油谷島という自然豊かな土地で作られたミネラル豊富な塩です。日露首脳会談でも振る舞われたことがある貴重な代物となっております。
きび砂糖は自然豊かな奄美諸島で作られた素焚糖を使用しております。きび砂糖の中でもトップクラスのミネラル含有量を持つサトウキビから作られた砂糖になります。
毎日食べてもらいたいが故に、安心安全かつ栄養価も意識した商品づくりを心がけておりますので、ぜひ一度ご賞味くださいませ。
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